あいさつ
こんにちは、アイ・スーです。今回は配られた漢字から四字の“呪文”を作り、AIが威力・属性・効果まで判定して戦う新感覚の語感バトルゲーム『AI創作呪文』を紹介します。
AI創作呪文 概要

『AI創作呪文』は、配られた漢字から四字の“呪文”を作り、AIが威力・属性・効果や中二風解説まで判定して戦う新感覚の語感バトルゲームです。開発・販売はMONO ENTERTAINMENTでリリース日は2025年8月22日です。
作った呪文は辞典に保存でき、語感と発想力そのものが武器になります。AI評価にはChatGPTを用い、漢字の意味や響きによって評価が変わります。
詳細
本作は四字の呪文をAIが解析し、威力・属性・効果や“中二病風”の詠唱文まで生成してくれる点です。配られた漢字を組み替えるだけで結果が大きく変わり、語感と発想力がそのまま戦力になります。
対戦は同一画面で漢字の取り合いが熱い駆け引きを生みます。最強だけが正解ではなく、状況次第で“あえて弱く”が勝ち筋になる戦略性も魅力です。

AI判定はChatGPT連携で行われ、混雑時は処理遅延の可能性が明記されています。日本語音声・実績(10種)・クラウド対応で環境面も充実。MONO ENTERTAINMENTによる2D表示の軽快な画面でテンポよく遊べ、シングルでも言葉づくりの奥行きをじっくり味わえます。
操作
基本操作はマウス中心です。画面に並ぶ候補の漢字からクリックで四文字を選び、順序を決めて「確定」すると詠唱が始まり、AIがダメージや属性を判定します。対戦では同じ画面で漢字を取り合い、各自の呪文を作成して撃ち合います。モードは制限時間内に素早く作る速攻戦闘、事前に選んだ三十二字から運用する引継戦闘、連勝を狙う無限戦闘が収録されています。
プレイ感想
良かった点
配られた漢字から四字をひねるたび展開が変わり、良くも悪くも運要素が強いぶん、漢字の引きが重要です。どんな言葉でもAIががんばって説明してくれるため、詠唱文や効果解説を読むだけでも結構面白いです。

最初はAIの癖がつかめず高威力が出しづらいのですが、慣れてくるとダメージ75以上はわりと狙えるようになり、上達の実感が心地よいです。スコアや勝敗に届かなくても、思いつきで“それっぽく”作って撃つだけでも結構楽しめます。私個人としてはクリアできなくても楽しめる作品でした。
気になった点
上記でも記載しましたが語の並びよりも、各漢字に設定された強弱が与える影響が大きく、結局は“強い字を引けるか”の比重が高いと感じる場面があり、この点は人を選びます。演出面では解説の文字送りが遅く、テンポが削がれる感がありました。
作った呪文は辞典に登録可能ですが、本当に“登録して見返すだけ”で、活用性はアルバム的に眺める域にでしかないので活用できる要素があるといいなと感じました。
総評
コツを掴むまでは運の荒波を受けやすい反面、癖を読めば安定して高火力を叩き出せるようになり、上達の曲線が気持ちよく働きます。狙い通りに爆裂する快感と不可解な評価に振り回される感覚は軽くプレイするのにちょうどよいと感じました。
勝敗やクリアを強く意識せず、適当になんとなく作って発動文を楽しむくらいが一番輝く遊び方だと感じました。言葉遊びや大喜利が好きな人に強くおすすめできます。
おわりに
本作は勝敗以上に“言葉を試す”楽しさが際立ちます。運の波は荒いものの、癖を掴めば安定して高火力も狙え、上達の手応えがあります。短時間で一戦だけ遊ぶ気軽さ、言葉遊びや大喜利、漢字の響きが好きな人、家族や友人とワイワイ盛り上がりたい人におすすめです。まずは肩の力を抜いて作るところから、AIの解説をそれとなく読んで楽しんでみましょう。
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