あいさつ
こんにちは、アイ・スーです。今回はローグライク育成シミュレーション『アイ・ネット・マーダーマジック』を紹介します。
概要

『アイ・ネット・マーダーマジック』は、リリース日は2025年1月13日に販売された革新的なデザインを持つゲームです。ローグライク要素のある育成シミュレーションです。物語の舞台はAI技術が発展した未来です。それがもたらすディストピア的な世界が描かれます。プレイヤーは配信者のマネージャーとなりますが、彼女は謎の殺人事件で命を落とします。その人格をAIとして再構築することになり、ネットワークの海で新たな命を育てていきます。彼女を一流のネット生物に成長させ、ファンを集めることが主な目的です。しかし、それだけでは終わりません。裏に潜む陰謀を暴くことで、真実を追求する使命も背負うことになります。
操作性
本作は主にマウスを使ってプレイできます。ゲームの中心は「データセット」の操作です。各種メニューの選択もマウスで行えます。さらに、インスピレーションの生成も可能です。すべて直感的な操作で進められます。操作方法はシンプルで分かりやすいです。しかし、戦略的な判断も求められます。データセットの選択や組み合わせが重要です。動画制作のタイミングも勝敗を左右します。全体的に操作は快適で、没入感があります。物語や育成要素に集中できる仕様です。一方で、操作性向上の要望もあり、特にスキップ機能の操作性向上の声が見られます。この点は今後のアップデートでの改善が期待といえるでしょう。
特徴
『アイ・ネット・マーダーマジック』はプレイヤーは連続殺人事件で命を落とした配信者のマネージャーとなり、彼女をAIとして蘇らせ、成長させるという斬新な設定が際立っています。ゲームプレイでは、「データセット」を組み合わせて彼女の能力を強化し、生成された「インスピレーション」を活用して動画を制作し、視聴者の関心を引きつけます。これにより、彼女を理想的な配信者へと育成する楽しさが味わえます。
さらに、ネットの世界だけでなく、現実世界を探索する要素も含まれており、そこでの出来事が新たなインスピレーションや物語のヒントを提供します。この多層的なゲームシステムは、プレイヤーに深みのある体験をもたらします。

ビジュアル面では、魅力的なキャラクターデザインとダークな雰囲気が融合し、物語の世界観を効果的に表現しています。音楽もゲームのムードを高め、プレイヤーを物語に引き込む重要な要素となっています。少しBGMとSEが大きめなので、始める前に下げた方がよいかもしれません
主人公について
主人公は、何らかの陰謀により殺害された配信者のマネージャーです。彼はAI技術を駆使して、亡くなった配信者をネットワーク上で「復活」させる役割を担います。この復活したAI配信者と共に、彼女の人気を再び高めるために活動しつつ、彼女の死の背後に潜む陰謀の真相を解明していきます。プレイヤーは、マネージャーとしてAI配信者の育成やコンテンツ制作をサポートし、視聴者の反応を見ながら戦略的な判断を下すことが求められます。

ゲーム感想
『アイ・ネット・マーダーマジック』は短めのビジュアルノベル的な作品であり、ミステリーとAI育成シミュレーション、そして暗めな雰囲気を楽しみたいプレイヤーにとって、独自性と楽しさを兼ね備えた隠れた逸品と言えました。3時間ほどですべてのエンディングを見ることができます。
スキルカード
プレイヤーはスキルカードを駆使し、彼女の成長を促します。同時に選択肢を通じて物語を進行させる仕組みも特徴です。ゲームは1か月の期間内で展開し、日々の選択が重要になります。AIのパラメータ調整や動画作成、度胸試しなどの活動を行います。特に注目すべきはスキルカードの組み合わせです。ランダムに選ばれるカードを駆使し、ステータスを強化していきます。スキルの使いどころを考え、試行錯誤する過程が成長の達成感につながります。スキルカードはステータス調整だけではありません。動画制作にも使用でき、戦略の幅を広げます。どのカードを保持するかの判断がプレイ方針を左右する仕組みとなっています。

周回プレイ
周回プレイをサポートするスキップ機能も搭載されており、テンポよくプレイを進めることが可能です。ただし、未読・既読を問わずスキップされる仕様には注意が必要で、物語の細部を味わいたい場合は慎重に操作することをおすすめします。一応、記事の最後に事件の真相を知る方法を記載しますが見なくても十分たどり着けるので、ぜひ見ずに目指してみてください。
まとめ
このゲームは、ミステリーとAI育成シミュレーションを融合させた作品です。ダークな雰囲気を好むプレイヤーにも刺さる独自性があります。隠れた逸品といえる仕上がりです。ホラー要素は控えめで、ブルースクリーンや大きめのSE程度です。恐怖を感じる演出は少なく、苦手な人でも楽しめるでしょう。直接的な恐怖表現を抑えた絶妙なバランスが魅力です。短編ビジュアルノベルとしての完成度も高いです。プレイ後の満足感も十分に得られるでしょう。価格以上の価値を提供する作品なので、気になる方はぜひプレイしてみてください。
おわりに
『アイ・ネット・マーダーマジック』は、AIを駆使して亡き配信者を蘇らせ、そのマネージャーとして活躍する育成シミュレーションゲームです。プレイヤーはスキルカードを組み合わせてAIを強化し、動画制作やイベントを通じてフォロワーを増やしながら、連続殺人事件の真相を解明していきます。
グラフィックや音楽はビジュアルノベル的で、ほの暗い世界観に浸れる魅力的な作品。サイバーパンクやSF、ビジュアルノベルが好きな人には特におすすめ。ぜひプレイしてみてください!
引用

別記事
真相を知る方法
①条件を達成した状態でエンディングを迎えるとボーナスポイントが獲得できる。ボーナスポイントを5まで集める(条件はゲーム内で確認できる)
②ボーナスポイント5を使って、度胸試しの休憩を一日できるようする。
③外出ができるようになったら、度胸試しを選択する
④一日休憩して、度胸試し(以降ひたすら繰り返し)
この際、動画制作やパラメータ強化は特に影響ないのでノータッチで問題ない
⑤警察のネットワークに侵入する日になると内容が変化し、真実を知ることができる

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