あいさつ
こんにちは、アイ・スーです。今回はクトゥルフ神話をモチーフとしたTRPGが疑似体験できる2Dアドベンチャーゲーム『Cthulhu Mythos ADV 闇に囁く狂気』を紹介します。
概要
『Cthulhu Mythos ADV 闇に囁く狂気』は、Gotcha Gotcha Gamesが開発した2Dアドベンチャーゲームです。2022年10月18日にリリースされました。本作は、クトゥルフ神話をモチーフに、TRPGの要素を取り入れた作品です。プレイヤーは見知らぬ廃病院で目覚めた主人公となります。主人公は仲間と共に異形の存在に立ち向かい、謎を解いて脱出を目指します。選択肢の成否がダイスロールで決まるなど、TRPGのような体験が特徴です。
詳細
このゲームはTRPGの要素を取り入れています。例として選択肢の成否がダイスロールで決まる独自のシステムを採用しています。ダイスの出目によっては行動が失敗したり、主人公が狂気的な行動をするようになります。この仕組みにより、プレイヤーの判断と運がゲーム展開に影響します。
グラフィックは陰影を活かした演出が恐怖感を引き立てています。音楽や効果音も不気味な雰囲気を強調しています。緊迫したシーンではより狂気的な演出により没入感を生み出します。ストーリーはクトゥルフ神話の世界観に忠実で、神秘的かつ不条理な展開が続き、プレイヤーを魅了します。クトゥルフ神話の恐怖とTRPGのランダム性が融合した、唯一無二の体験ができる作品です。
操作
このゲームは直感的な操作が可能です。プレイヤーはキーボードやマウスを使用して、主人公を操作し、物語を進めます。移動は方向キーで行い、調査や会話は特定のキーやクリックで実行します。ゲーム内では、選択肢や行動がダイスロールによって成功・失敗が決定され、TRPGの要素が取り入れられています。このシステムにより、プレイヤーは緊張感と没入感を味わうことができます。また、ゲーム内のUIはシンプルで見やすく、初心者でも迷うことなくプレイ可能です。
主人公について
『Cthulhu Mythos ADV 闇に囁く狂気』の主人公は、見知らぬ廃病院で目覚め、混濁した記憶と頭に響く謎の声に悩まされます。彼は仲間と協力し、異形の存在に立ち向かい、謎を解いて脱出を目指します。
プレイ感想
『Cthulhu Mythos ADV 闇に囁く狂気』は、クトゥルフ神話TRPGを一人用アドベンチャーゲームにアレンジした作品です。ゲームの進行は、TRPG特有のダイスロールや能力値を活用していきます。選択肢と出目によってストーリーが展開していきます。クトゥルフ神話に詳しいとより深く楽しめます。しかし、未経験者でも安心してプレイできるように設計されています。プレイを進めるうちに自然と理解できるので初心者にもおすすめです。
HPやSAN値
戦闘やインタラクションの中でHPやSAN値が変動しますが、これらは即ゲームオーバーにつながるわけではなく、TRPGらしい緊張感を味わえます。ただし、SAN値の管理は少し管理が必要です。しかし、こういった要素もゲームをさらに楽しめるものとなっていると感じました。
ストーリー
ストーリーはクトゥルフ神話に不慣れな方でも十分に楽しめます。謎解き要素が多く、プレイしながらどんどん引き込まれていきます。私が1周目をプレイした際、約3時間でクリアしました。すべてのエンディングと情報を回収するには、約8時間ほどかかりました。ストーリーの詳細は避けますが、TRPG好きな方はもちろん、アドベンチャーゲームファンにもおすすめです。
まとめ
このゲームはクトゥルフ神話の知識がなくても楽しめる内容になっており、ストーリー展開やゲームシステムの中でTRPGならではの面白さを体験できます。TRPGの要素が好きな方は、ぜひ試してみてください。
おわりに
『Cthulhu Mythos ADV 闇に囁く狂気』は、クトゥルフ神話の深い世界観とTRPGの要素を見事に融合させたゲームです。探索を中心としたストーリー進行や、ダイスロールによる緊張感が魅力です。キャラクターとの交流も豊かで、プレイヤーを引き込む力があります。クトゥルフ神話に詳しい方はもちろん、TRPG未経験者にも楽しめる内容です。
ゲームの進行やシステムは直感的で、初心者でも問題なく楽しめます。ストーリー展開や登場キャラクターの個性もしっかり作り込まれており、没入感を高めます。ボリュームも適度で、1周目から十分に満足できる体験が得られるでしょう。
クトゥルフ神話が好きな方や、TRPGの雰囲気を味わいたい方には、ぜひおすすめしたい一作です。
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