あいさつ
こんにちは、アイ・スーです。今回はゲーム発展国++を紹介します。
ゲーム情報
発売日: 2022年3月28日
開発元:Kairosoft Co.,Ltd
価格:1280円
※2024年10月30日現在
概要
ゲーム発展国++は、ゲーム開発会社の経営者として、業界を制覇することを目指すシミュレーションゲームです。プレイヤーはゲームの企画、開発、リリースまでの全プロセスを管理し、社員を育成して技術力を高め、さらには自社オリジナルのゲームコンソールやハードも作り出すことが可能です。ピクセルアートで表現されたレトロな雰囲気と、奥深い選択の数々が、ゲーム開発の喜びと苦労を体験できます。シンプルな操作ながら、プレイするたびにその展開を楽しめるのも特徴です。
操作性
操作はとてもシンプルで直感的です。クリックまたはタップだけでゲームが進行し、プレイ中に複雑な操作や面倒な手順を踏む必要がありません。PCやスマートフォンのいずれでも快適にプレイできる設計になっており、特にモバイル版はスムーズな動作が特徴です。画面デザインも視覚的にわかりやすく、初心者でもすぐにゲームの進行やシステムに慣れることができます。また、ゲーム内の細かなヘルプ機能も充実しており、困ったときでも簡単に確認できます。
特徴
ゲーム発展国++の最大の特徴は、自由度の高い経営と開発のバランスです。社員を雇い育て、個々のスキルを活かしながら多様なジャンルとテーマでゲームを作成することができます。出てくるハードやソフトにはどこかで見たことあるようなものがあったりします。さらに特定の条件を満たすと自社でゲーム機を開発することが可能になり、他社との競争だけでなく、独自ハードウェアで市場を制覇する楽しみも味わえます。また、ゲーム内では時代の流れに沿った技術の進化や市場の動向がリアルに再現されています。レトロなピクセルグラフィックとBGMもゲーム開発時代のノスタルジーを感じさせる要素となっており、プレイヤーをゲームの世界に深く引き込みます。
プレイ感想
最初は作ったゲームが思うように売れず、時には借金まで抱えるなど、厳しい経営を強いられることが多かったです。オフィスも小さく雇える従業員も少なかったです。でも、そこをうまくやりくりしていくのがこのゲーム作成の醍醐味だと感じました。金銭の管理が意外と難しく、ハードのライセンスを取得するまでかなり苦労しました。経営シミュレーションの面白さを実感しつつも、社員管理や資金運用がかなり難しく感じました。
どこかで見たことのあるソフト名や会社名、ハード名が登場するのには思わずクスッと笑ってしまいました。ゲーム業界のパロディ的な要素が盛り込まれていて、楽しい瞬間が多かったです。ですが、ジャンルとテーマの組み合わせが思っていたより難しかったです。自分がよいと思った組み合わせが独創的すぎる組み合わせになることがあったりするので、その点はなかなか手強かったです。
ゲーム序盤は、社員の職業をプログラマーやデザイナーなどで被らないように工夫する必要がありました。何度も同じ社員を起用し続けると、「いい案が浮かぶか分かりません…」と弱気になってしまうこともあり、そこも悩みどころです。同じ社員を使い続けるのもアリですが、たまには休ませるのも良いかもしれません。私はできるだけ社員にとどめるようにしていましたが、クオリティを安定させるために外注を頼んだ方が長期的にはよかったなと後で思いました。
ゲーム中盤になると、「ハリウッドで探してくる」といった高額な雇用コマンドが登場します。お金はかかりますが雇える社員はどれも優秀で、ゲーム開発が軌道に乗ってくる感じがして楽しいです。中には「スーパーハッカー」という、ゲーム開発を大幅に進めてくれるチート級の職業もあります。かなりバランスブレイカーではありますが。
雑誌編集部の評価がかなり辛口で、時には2点や3点をつけられることも。「ゴミ場にダンク」とまで言われるので、かなり厳しいですが、それでも改善を重ねていくことで、評価コメントがよくなるのは気持ち良いものです。
このゲームは気分転換や「ながらプレイ」にぴったりです。攻略情報を見ずに、自分で探りながら進める方が長く楽しめるとおもいます。
おわりに
ゲーム発展国++は、シンプルな操作ながら、奥深い戦略性と自由度の高いゲーム作りの楽しさを味わえるシミュレーションゲームです。懐かしいレトロなグラフィックや音楽に包まれながら、自分だけのゲーム会社を育て上げるプロセスは、やりがいがあり、何度でもプレイしたくなる魅力があります。ぜひ一度プレイしてみてください。
また、次の記事で…
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