LEGO® Bricktales【ゲーム紹介】

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あいさつ

こんにちは、アイ・スーです。今回はみんなもよく知っているおもちゃの物理ベースのパズルアドベンチャーゲーム『LEGO® Bricktales』を紹介します。

LEGO® Bricktales 概要

『LEGO® Bricktales』は、物理ベースのパズルアドベンチャーゲームです。開発はClockStone、販売はThunderful Publishingが担当しています。2022年10月にリリースされ、PCをはじめ、Nintendo Switch、PlayStation、Xboxでもプレイ可能です。

プレイヤーは、祖父の老朽化した遊園地を救うため、様々なバイオームを旅します。熱帯のジャングルや中世の城など、多彩な世界を巡りながらギミックを解決していきます。ブロックを使った自由な建築と、美しいジオラマ風のステージが魅力の作品です。LEGOらしさを存分に活かした、創造力とひらめきが試される冒険が楽しめます。

詳細

本作は、物理演算とブロックビルドを融合させた独自のゲーム性が魅力です。パズルの解法に唯一の正解はなく、プレイヤーの発想で自由に構造物を組み立てることができます。橋をかけたり、飛行装置を作ったりと、現実の物理法則に従った建築が求められます。この点は現実のレゴと同じですね。

ステージはジャングル、砂漠、中世の城、未来都市など多彩で、各エリアのジオラマ風グラフィックはLEGOの世界観を美しく再現しています。BGMは落ち着いた雰囲気で、創造に集中できる空間を演出します。ストーリーは祖父の遊園地を救うため、ポータルを使って世界を巡るという内容です。ひらめきと創造を楽しみながら、ゆったりとストーリーと建築に没入できる作品となっています。

操作

本作はキーボードとマウスでの操作が基本となります。移動はWASDキー、カメラの回転はマウスの右ドラッグで行います。ブロックの設置や選択は左クリック、削除は右クリックを使います。マウスホイールで拡大縮小が可能で、細かい調整も直感的に行えます。

建築モードでは3D空間での操作が求められるため、慣れるまではやや難しさを感じるかもしれません。操作の快適さは高く、慣れれば自由に構造物を組み立てられるようになります。ゲームパッドにも対応しており、ゲームパッドでも快適に楽しめます。

プレイ感想

良かった点

本作の最大の魅力は、何といっても自由に攻略ができる点です。建築する際は見た目重視でも機能性重視でも、好きな発想で課題に挑めるのがとても心地よく、私は見た目にこだわってしまい納得いくまで粘ってしまいました。

一度解いた後も再挑戦が可能で、サンドボックスモードを使えばブロック数の制限もなく、追加ブロックによる自由な再構築が楽しめます。各課題にはしっかりとしたパズル要素があり、ただ積むだけではクリアできない設計に、創意工夫の喜びがあります。また、完成した作品がジオラマ上に置かれたときのやってやったぜ感はたまりませんでした。まるで本当にすごい物を作り上げたような満足感を味わうことができました。

気になった点

一方で、移動中のカメラ操作には多少のストレスを感じる場面がありました。若干見えずらい箇所がいくつかありましたが致命的というものでもないので気になる人は気になるぐらいでしょう。また、日本語訳にはところどころ不自然さが見られますが、意味が通じる範囲であり、大きな障害にはなりませんでした。

総評

総じて、レゴで何かを作ることに楽しさを見出せる人には間違いなくおすすめできる作品です。課題には実用性が求められる場面が多く、通行や重量を考慮した構造物の設計には現実的な思考も必要です。だからこそ、センスよくカッコいいものを作ろうとして無駄に時間をかけてしまう、その感覚すらも楽しい体験となります。「レゴと遊ぶ」というテーマが好きな方なら、長く付き合える一作です。

おわりに

本作は、レゴという素材の魅力を最大限に活かし、遊びながら創造力を刺激してくれる作品でした。派手なアクションや緻密なストーリーがあるわけではありませんが自分の手で何かを作り、それが世界の一部になるのはこのゲームならではの体験です。

自由な発想で組み立て、試行錯誤し、完成品を見るプロセスにこそ本作の良さがあります。建築やパズルが好きな人はもちろん、子どもの頃にレゴに夢中だった人、あるいは今まさにそういう遊びを求めている人にこそ手に取ってほしい一作でした。

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