Bottle Can Float【ゲーム紹介】

挨拶

こんにちは、アイ・スーです。今回はリラックスできるシミュレーションゲーム『Bottle Can Float』を紹介します。

概要

『Bottle Can Float』は、Millwoo Studioが開発したカジュアルなシミュレーションゲームで、2023年10月16日にSteamでリリースされました。本作は、プレイヤーが空き瓶や缶といったさまざまなオブジェクトを川に浮かべ、それらが流れていく様子をゆったりと見守るというシンプルな内容です。

ゲームの舞台となるのは、穏やかな川が流れる自然豊かな環境です。プレイヤーは、自分の選んだオブジェクトを川に流しながら、その動きを観察し、リラックスした時間を楽しむことができます。シンプルながらも、流体の動きや物理演算を活かしたリアルな挙動が魅力で、視覚的にも心地よい体験が得られる作品です。

操作性

『Bottle Can Float』の操作性について詳しくご紹介します。本作は非常にシンプルで直感的な操作体系を採用しており、誰でも気軽に楽しむことができます。

ゲームを開始すると、まず川に流すボトルや缶などのオブジェクトを選択します。選択後、オブジェクトは川の流れに沿って自由に浮かび、プレイヤーはその様子を眺めることが主な目的となります。

操作方法としては、キーボードやマウスを使用して視点を調整し、川の流れや周囲の風景を自由に観察できます。キーボード操作に関しては基本的な移動や視点変更に対応しており、特に複雑なコマンドは必要ありません。また、小石を投げることも可能で、これにより水面に波紋を作り出したり、浮かんでいるオブジェクトに影響を与えることができます。さらに、ブロックをうごかして川の流れを変えることで、オブジェクトの動きをコントロールすることもできます。

詳細

『Bottle Can Float』の最大の特徴は、川の流れにオブジェクトを浮かべ、その動きを眺めるというシンプルさにあります。しかし、その背後には緻密な物理演算が組み込まれており、オブジェクトが水流に乗る様子や、石を投げた際の波紋など、細部までリアルに再現されています。

ゲームシステムはシンプルでありながら、プレイヤーの介入によって多様な展開が生まれます。例えば、小石を投げて水面に波紋を作り、オブジェクトの進行方向を変えることができます。また、岩を持ち上げて川の流れを変えることで、オブジェクトの動きをコントロールすることも可能です。また、スコアの要素もあります。例えば水切りすると回数に合わせて得点が入ります。ほかにもキノコや魚、カニを採取したりすることでも得点が入ります。

グラフィック面では、自然豊かな風景が美しく描かれ、川のせせらぎや鳥のさえずりといった環境音と相まって、プレイヤーに深い癒しを提供します。特に、水面の反射や光の表現は秀逸で、まるで実際の川辺にいるかのような感覚を味わえます。

シンプルなゲームプレイの中に深いリラクゼーション要素を持ち合わせており、日常の喧騒から離れて静かな時間を過ごすことができるゲームです。

プレイ感想

『Bottle Can Float』をプレイしてみて、最初は「ただボトルを流すだけのゲームなのかな?」と思っていましたが実際にプレイしてみると意外にも結構忙しかったです。川にボトルを流してゴールを目指すというシンプルなルールながらも、迅速で効率的な収集スキルや投石のテクニックが重要になってきます。かといって、難しい操作が必要なわけではなく、唯一少し難しいと感じたのは魚を捕まえる時くらいでした。

ステージによりますが、岩に引っかかってボトルが動かなくなることがまあまあの頻度であります。そのため、定期的に石を動かしたり、小石をぶつけたりする必要があります。また、収集要素があり、川にいる魚やカニを採取することで得点を得ることができます。ただ、ランキングがあるわけでも、だれかと競うということもないので、無理にする必要はないです。サブモニターでたまにボトルの様子を見ながら、音を楽しむ遊び方でも十分だと思います。

ゲームの雰囲気は非常に穏やかで、のどかな風景と川のせせらぎ、鳥のさえずりに癒されます。プレイしているだけでリラックスできるので、ちょっとした息抜きにもぴったりです。また、登場するボトルや缶の種類が豊富なのも楽しく、自分の好みのデザインを見つけるのもひとつの楽しみになっています。

気になった点

プレイ中に気になった点としてはゲームを起動するたびに設定がリセットされてしまうバグがあり、この点だけは少し気になりました。また、個人的には現状のステージ制とは別に、終わりのない「無限モード」のようなものがあればより長く遊べるのではないかと感じました。ボトルがどこまでも流れていく様子を、何も気にせずに眺めるモードがあったらよりリラックスできそうです。

まとめ

大前提として、このゲームは放置ゲーではありません。流れに身を任せるだけでなく、適切なタイミングで石を投げたり、アイテムを回収したりするアクションが求められます。まったり楽しみつつ、ちょっとした工夫やテクニックを試したい人にはぴったりの作品だと思いました。

おわりに

『Bottle Can Float』は、シンプルながらも奥深い要素を持つ癒し系ゲームでした。のどかな風景と環境音に包まれながら、ボトルが川を流れる様子を眺めるだけでも心が落ち着きます。一方で、投石や収集といったアクション要素もあり、リラックスしながらも適度なゲーム性を楽しみたい人にはぴったりの作品です。ぜひプレイしてみてください。

引用

Bottle Can Float on Steam
Watch the bottles quietly flowing down the river, listen to the pleasant sound of running water, throw small stones into...

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